という本を前に夫が買ってきて、
なんかこの表紙が胡散臭くて嫌だ…と思いながら、さらーっと読んだのが、もう数年前の話。
今Netflixで「カラーで蘇る第二次世界大戦」というドキュメンタリーがやっていて、それにめちゃくちゃハマっています。
高校時代は世界史選択だったけれど、知らなかったことがたくさんあるし、とにかく映像が豊富で、もう一瞬たりとも目が離せない。
Netflix契約していてまだ見てないという方は是非!オススメです。
で、その中で真珠湾攻撃のことなども取り上げられていてので、そういや本があったなと思い出して、改めて読んでみたのでした。
書いてあること全部鵜呑みにするのはどうかなというかんじでしたが、改めて真剣に読んでみると、日本近代史などめちゃくちゃ疎い私にはそこそこ勉強になり、面白く読めました。
辻政信とか全く知らなかったので、俄然興味が湧きましたね。
しかし、改めて戦争嫌だなと。月並みすぎる感想だけど。
「人は人を殺さない。何万年もかけて俺たちが学んできたことだろう」
みたいなセリフを遠藤淑子さんの漫画で読んですごく感動したのだけれど、でも結局、今でもたくさんの人がたくさんの人を殺してるんですよね。
戦争関連のことを見聞きすると、なんでこんな悲惨で残忍なことができたんだろうと思うけれど、自分だって、ほんの少し風向きが変わるだけで、人が人を殺す道理みたいなものに簡単に納得して率先してその空気の中に入っていってしまうんだろうなと思うし、戦争で1番恐いのはそのことかもしれないです。