plum滞土録

毎日のこと

暗い吐露なのでスルー

息子(小1)も娘(2歳)も最強に可愛いのだれけれど、時折途方にくれてしまうことがあります。

 

息子は早熟なのかすでに反抗期の中2みたいなところがあり、己の主張が通らないと、壁を蹴ったり叫び出したり。

娘はそれに輪をかけて凄まじく、ほんの些細なこと(上手く箱の蓋が開けられないとか、靴下が上手に履けないとか)、で急に怒り狂いだし、家中のおもちゃを投げまくり机や椅子を思いっきり噛んだり。

 

栄養不足かな(遠い目)

 

子供なんて大体そんなもんだと言ってくれれば多少救われるのだけれど、どう考えてもちょっとアグレッシブ過ぎるなぁというのが正直な感想で。

で、なぜそんな風なのかと自分に問いただすと、己の育て方に問題があるんじゃないかという結論に陥らざるを得ず、道の真ん中でうつぶせに倒れたくなります。

いや、そんな気持ちになるのは傲慢で、子供への信頼や、そのままの子を肯定的に受け入れる器のない自分はただただ人間としてのレベルが低いのだということです。

 

どうしてこうなったんだろう、私が全部悪いのだ、という救いようのない気持ちに身体中が支配される時、そういう子供の行動に対して、時々凄まじい怒りが湧いてきて、それは多分子供に対してではなく自分自身に対してなのだけれど、その怒りを抑えきれなくなってしまうことがあります。

 

そしてまた凄まじい自己嫌悪と脱力感に襲われて道の真ん中でうつぶせに倒れたくなるという。悪循環。

 

私は子供ときちんと向き合えていない。自分のことしか考えていないのだと思う。

 

ここのところはずっとこんな気持ちの繰り返しで、延々と同じところをループしていて。

 

SNSを開くのがこわい。どうしてみんなそんな愛情深く幸せそうなのか。

 

早くここを抜け出して、もう一段高いところに行かなければと思う。精神というか、魂のレベルアップを図らなければ。

 

今は一時的にこういう精神状態なだけ。またすぐに戻ってこられます。

ちょっとだけ、黒いところを吐いてデトックスをしてみただけ。

 

 

 

 

西加奈子「きりこについて」

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なぜか最近西加奈子ばかり読んでいる。。

読みやすいからついつい手が出ちゃうんですかね。

 

これは「円卓」「漁港の肉子ちゃん」と同じ系列の「面白語り小説」(造語)!!

 

私は西加奈子さんここういうタッチの作品が好きなんだなぁと改めて感じました。

 

きりことラムセス2世の賢さったら!
自分が「ぶす」だという認識にショックを受けて、でもそこからずっとそのことに向き合うきりこの誠実さが本当に素晴らしい。
その真っ直ぐさは両親が常に溢れんばかりの愛をきりこちゃんに注いできたことにもよるんだろうなぁと思うと、親として身につまされます。

私も我が子にめっちゃ愛を注いでいこう。うん。(突然の決意)

 


「自分のしたいことを、叶えてあげるんは、自分しかおらんと思うから。」
きりこは、すう、と息を吸った。
「自分しかおらん。」

 

 

多分、この先何回も読み返すだろうなぁと思います。

西加奈子「うつくしい人」

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西加奈子を読んでいるという話を姉にしたら、貸してくれました。

 

「面倒な精神状態」の時に書いたと西さんがあとがきで語っているように、前半、主人公がとにかく鬱々としています。

 

でも、「人の目が気になりすぎて、みんなが自分を非難しているように感じてしまう」「人に嫌われないような行動をとり続けた結果、本当の自分がどういう感情を抱いているのか分からなくなった」という主人公の状態に、

 

分かりみが強すぎる…!!!

 

 

となってしまった私の精神状態もどうなのか。

 

とにかくそういう屈折した思いを抱える主人公にはげしく肩入れしてしまったので、後半どんどん活力を取り戻していく姿に、なんだかおいてけぼりをくらったように感じてしまって、あまりのめり込むことができませんでした。

 

また何年後かに読み返したら、違う感想を持つのかも。

 

 

仕事をしている自分

仕事をしていると、人と上手くコミュニケーションがとれないなぁとか、どうしてこういうことに頭が回らなかったんだろうとか、自分自身に対して幻滅することがよくあります。

 

要領が悪くて頭が悪い、というのが自己評価。

それを害のなさ(決して攻撃的にならないこと)だけを糧にしてなんとか今までやってきたという感じです。

 

でも30代も半ばになって、それはイタイよなぁと思って、最近落ち込んでいます。

 

まぁ落ち込んだところで何にもならないんだけどね!

 

仕事のことを考えると、私は本当に価値がないなぁと思ったりしてしまうので、気持ちの切り替え方法を訓練しています。

 

とりあえず思うのは、才能がなくてポンコツだったとしても、とりあえず全力で頑張ればヨシとする!ということ。

もちろんそれなりの成果を出さなくちゃ会社は評価はしてくれないけれど、一生懸命やったらせめて自分だけは盛大に自分を褒めたたえてあげようと思っています。

それに、どんなにダメでも一生懸命やると、周りがなんとなく手を伸ばして助けれてくれます。(今の職場の人間関係がいいというのが前提だけれど)

 

自分の一番の理解者は自分であるべき、という言説はよく聞くけれど、正直それがどういうことなのか理解できていなかった。けれど最近やっとその意味が分かるようなってきました。

 

誰かに理解されたい誰かに価値を認められたい誰かに大事にされたいって、みんな思うけれど、でもその「誰か」をコントロールすることは出来ないから、自分の外に承認を求めれば求めれるほど息が溜まっていくんですよね。

 

ちょっと話がずれてきた。。

 

とにかく、私は頑張っているんだ!という完全な自己満があって初めて、自分の二本足ですくっと立つことができるんだよな、ということに気づいたのでした。

 

 

 

 

 

喋り方の練習

自分の話し方が嫌いです。

しかし嫌い嫌いというばかりで今まで何の対処もせずに生きてきてしまい、結局嫌い嫌いと言いながら年老いて死んでいくのかしらんとふいに思って、ややっと重い腰を上げました。

 

重い腰を上げたと言ってもアナウンス教室に通い始めたとかそういうことではなく、話し方の本を買ってきて毎日練習してるだけなんですよけどね。

 

しかし、自分の声とか歌声とかを録音して聴くのは本当に心臓に悪いですよねぇ。

私の夫は音程の取り方にそこそこ難があるのですが、声と歌い方がすごくいいので、録音して聴いてみると、夫自身が「俺、すごい良い声してるじゃん!」と言ってテンションを上げています。

うらやましい。。。

 

私は声がキンキン高いうえに口をあまり開かずモゴモゴ早口で喋るので、もう何言っているのか自分でも聞き取れないくらいです。

 

まだ練習始めたばかりだけど、年末くらいにはもうちょっと良い声になっているぞー!

最近好きなもの3

ヨルシカさん。

 

https://m.youtube.com/watch?v=KTZ-y85Erus

 

年甲斐もなく聴いてます。

「だから僕は音楽をやめた」とか、延々とループして聴いていられる。

 

Amazonプライムとかで今はいろんな音楽を手軽に聴けるから本当に有り難いなぁと思います。

 

私はもうそこそこ歳を重ねてしまっているからあれだけれど、感受性豊かな若い子たちがこうやって手軽に様々な音楽に触れることで、色々花開くものがあるんじゃないなぁ。

それは音楽の才能とかそういうものだけではなく、なんというか、今まで味わったことのなかった胸のザワメキとか、もしくは言葉にできなかったり感情の言語化とか。そういう他人からしてみたらなんて事なくて、でもその本人を作り上げていく要素として不可欠になっていくようなもの。

 

もちろんそれは音楽だけじゃなくて絵画とか映画とか何でもいいんだろうけれど。

 

私はまだカセットテープに足を突っ込んでいる世代なので、そういう面では羨ましいなぁと思います。

その反面すごく大変なことも多いんだろうけれどね。

 

息子が娘が思春期を迎える頃にはどんな世界になっているのかなぁ。

最近好きなもの2

広瀬香美さんのYouTubeチャンネル。

 

広瀬香美の〇〇歌ってみた - YouTube

 

大人気ですよね。

 

もうとにかく広瀬香美さんの明るさとピアノの勢いの良さ!

そして動画についているコメントがどれも面白い。

 

ありきたりですが、「音楽って音を楽しむことなんだ」ということを改めて教えてくれます。

 

ほんとこれが無料で観れるとかありがたすぎる。

 

もうマリーゴールド広瀬香美バージョンでしか歌えない気がするくらい、聴き込んでいます!